さて、前回まで長らく織田信長の生涯について見てきたね。
信長は桶狭間の戦いに始まり、数々の苦しい状況を乗り越えながら天下に近づいたところで、とっても信頼していた部下の一人・明智光秀に殺されてしまったんだった。
今回は、そんな信長の行った諸政策について見ていこう。
信長の政策①関所撤廃
信長が行った政治でまず有名なのが、自分の領内の関所撤廃。
コレの何がすごいかというと、「都市部の発展に大きく貢献したこと」。
関所があると、必ず一回止められて関所通過時の手数料を取られたりなんなりでかなりの足止めを食らう。
こうなると物資の流通スピードが遅くなってしまうわけだ。
信長は自分の領内で関所を撤廃することで、商業をより発展させていこうと考えていたんだ。
関所撤廃のついでに道路の整備も行ってさらに円滑に物資輸送ができるようになった。
信長の政策②楽市・楽座
また信長は、商業を活性化するために「楽市・楽座」という政策を行う。
「座」と呼ばれる、独占販売が認められた特別な商売システムを撤廃して、自由経済に持ち込んだ。
また、商業にかかる税金を減らしたこともあって、新興商人たちが多数出現して商業が活性化された。
まとめ
信長は、戦いばかりに目を向けていただけでなく自分の領地に対する諸政策を行っていたんだね。
行った施策自体も当時では珍しいものだったのも特徴だ。