大正時代

二十一か条の要求の内容と目的を詳しく見ていこう。

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この記事では中国に対する二十一か条の要求について詳しく見ていくよ。

どちらかと言うとちょっと難関大学向けの内容かな。

学校の定期テストでも先生が割と細かい人だと、二十一か条の要求の内容を詳しく覚えさせる場合もあるからちょっと見ていこうか。

→ 二十一か条の要求をわかりやすく

 

二十一か条の要求の内容と目的をくわしく

当時の第二次大隈内閣は袁世凱政府に対して、

5号21か条

からなる要求をつきつけたんだ。主な内容は以下の通り。

1、山東省内の旧ドイツ権益の日本による継承
2、旅順・大連の租借期限及び南満州の鉄道権益の期限の99年延長
3、南満州や東部内蒙古の鉱山の権益
4、漢治萍公司(かんやひょうこんす)の日中合弁
5、中国政府の財政・軍事顧問としての日本人の採用

といった事を、中国に要求したわけだね。

 

以下に少しだけ内容を補足も加えて書いておくね。

 

1、山東省内の旧ドイツ権益の日本による継承

中国の山東省ってのは1898年にドイツが獲得していたんだよね。

で、1914年から始まった第一次世界大戦で日本とドイツは敵だったんじゃん?これちゃんと覚えておいてね。

日本はこの戦争で山東省に攻め入って、港の青島を占領するわけさ。

この山東省内の旧ドイツ権益を日本に譲るように!という要求だね。

 

2、旅順・大連の租借期限及び南満州の鉄道権益の期限の99年延長

1904年の日露戦争で勝利した日本はロシアから旅順・大連の租借権や南満州鉄道の権益を引き継いでいたのさ。

租借権ってのは他国に土地を貸し与えることね。だから旅順・大連は中国の土地なんだけども、日本が租借権を獲得していたから使えたってわけ。

でもって、ロシアから引き継いだ権益が1920~30年代に切れることになっていたのね。

だからこれを99年延期しろって要求さ。

 

4、漢治萍公司(かんやひょうこんす)の日中合弁

漢治萍公司ってのは中国の大規模な民間製鉄会社だよ。

中国は鉄鉱石や石炭がたくさん取れたからね。日本にとっては資源大事なので、この会社を日本と中国で共同経営しましょうね。という要求さ。

事実上、日本の支配下になったよ。

 

もちろん日本の二十一か条の目的って「中国での勢力拡大」さ。

各国は帝国主義で次々とアジアやアフリカを植民地にしていたから、日本もこの戦争を契機に中国の支配を強めていきたかったわけ。

 

二十一か条の要求でどうなったか?

結局、二十一か条の要求は少し緩和しつつも大部分を中国に認めさせたわけで、

中国人からしたらたまったもんじゃないよね。反日感情大爆発。

中国の独立運動につながっていくわけさ。

 

 

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