歴史って今学んでいることと過去との出来事との関連が見えなくなってしまうと、学んでいてうんざりしてくるよね。
今回は満州経営について書いていくけど、この地域は日本が攻め入って奪った場所ではないんだ。
まずはポーツマス条約を確認してから本題に入ろう!
それじゃあ、始めるよ!!!!
ポーツマス条約の確認
ポーツマス条約(ここに詳しく書いたよ)を思い出してみよう。そこでは日本がロシアから手に入れたものを4つ紹介した。今回必要なのは前の2つ、
1)旅順・大連租借権(りょうじゅん・だいれんそしゃくけん)
2)長春以南の鉄道利権(ちょうしゅんいなんのてつどうりけん)
ね!!
旅順・大連租借権から得たもの
まずは
関東州(かんとうしゅう)
の場所を確認しよう。
関東州とはポーツマス条約でてにいれた旅順・大連とその付属地域のことをいうよ。
ポーツマス条約で得た地域をどんどん支配してゆくんだね。
そしてこの関東州に、関東州を管轄し満鉄(あとで詳しくせつめいするよ)を保護する機関をつくるんだ。
それが、
関東都督府(かんとうととくふ)!!
関東都督府は1906年にできたよ。
これで関東州を統治できるようになったし、満鉄の運営にも関与出来るようになったね。
長春以南の鉄道利権から得たもの
ポーツマス条約で長春以南の鉄道権を得た日本は半官半民(半分は政府、半分は民間の資本)の鉄道会社を設立するよ。
これが
南満州鉄道株式会社(みなみまんしゅうてつどうかぶしきがいしゃ)!!
よく満鉄と略されるね。これは1906年に設立されたよ。