国風文化をざっくり、わかりやすく!天平文化との違いについても。

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平安時代の文化と言えば何文化?

・・・と聞かれたらここはズバッと「国風文化!」と答えてほしい。(笑)

 

江戸時代とかだと時期ごとにやれ元禄文化だ、化政文化だとゴチャゴチャして分かりにくいんだけど、平安時代では国風文化というくくりただ一つ。

 

まあでも、その内容はかなり濃いわけで。

特に文学の分野に目覚ましい発展があるのがポイントだよね。

 

他にも、建築の分野とか、仏教関連の面でも重要なものが多い。

 

個別の詳しい解説は次回以降にして、とりあえず今回は「国風文化の概要」を抑えていこう。

国風文化の特徴とは?

 

そもそも“国風”って何ぞやという話だよね。

 

平安時代の前、奈良時代の文化は天平てんぴょう文化”というけど、これは基本的に「唐の文化を積極的に取り入れた文化」と言われる。

遣唐使が盛んに送られていたことが大きな理由だね。

 

平たくいうと唐(中国)の影響をバリバリ受けまくってた文化というわけだ。

 

 

これが平安時代に入ると、遣唐使が廃止されたことで唐文化が日本に与える影響が少なくなった。

と同時に、天平文化期で吸収した唐の文化が、日本の古くからある文化と一緒に咀嚼そしゃくされ、日本の文化は新たなステージに踏み込んだ。

 

この文化こそ国風文化というわけだ。

今、僕らが「和風だな~コレ」と思うものの多くは、国風文化から派生してきているとも言われている。

 

 

天平文化との違いはこの点が一番大きくて、天平文化は「唐風」、国風文化は「和風」と覚えてもいいかもしれない。

(相当おおざっぱに言ってるけど。)

 

じゃあ次に、国風文化の紹介をしていくよ。

 

文学

 

平安時代は有名な作品がめちゃくちゃいっぱい生まれた。

この平安文学の項目は、どちらかというと日本史より国語の分野になっちゃうかもしれないけど・・・。

 

まず物語系だと、

 

「竹取の翁」で始まる、『かぐや姫』でおなじみ最古の仮名物語『竹取物語』とか

プレイボーイ光源氏を主人公に、当時の貴族社会を描いた『源氏物語』がすんごく有名だね。

 

特に『源氏物語』なんか古文の授業で頻出するしね。

学校の授業でも触れる場面が多い文学作品だね。

 

次に日記系。

 

これはまず何と言っても『土佐日記』だよねぇ。紀貫之が女性を装って平仮名で書いたことで知られてるね。

日記系文学の元祖と言ってもいい。『土佐日記』は革新的だよなぁとつくづく思うよ。

 

 

あと紀貫之つながりで言えば、『古今和歌集』も外せないね。

天皇が命じて作らせた最初の和歌集(勅撰和歌集)として名高い。

 

和歌の名作がたくさん詰まってる。

 

建築

 

国風文化期に誕生した建築様式として、「寝殿造」というものがある。

 

寝殿造の建物ってのはまあいろいろあるんだけど、中でも一番左右対称でカタチ的にわかりやすい堀河殿を見てみよう。

 

寝殿に対、オプションの庭や池も備えたフル装備「寝殿造」って感じだね。

 

このほかの有名な「寝殿造」とされる建物は、西対がなかったり釣殿が片っぽなかったり・・・と、色々省略されてることが多い。

左右対称でないこともしょっちゅう。

 

というか、

「寝殿造は左右対称!」「必ず池や庭がある!」「東西に対がある」とかってのは一概に寝殿造の特徴とはいえない、って言われている。

 

寝殿造の特徴は「開放的な作り」が一番重要な点で、「左右対称」や「南庭や池」ってのは必ずしもそうでなくちゃいけないわけではないってわけ。

ちょっとわかりにくいので、これについては、後に個別に詳しく見ていくよ。

 

その他

このほか国風文化期では、「寄木造」と呼ばれる新しい仏像の作り方が生まれたり、「大和絵」という日本独自の絵画も生まれた。

(大和絵は江戸時代になるとさらに進化する)

 

後は十二単(じゅうにひとえ)や衣冠束帯など、平安時代で特徴的な服装が生まれた点もポイントになってくる。

 

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