日本の戦局が怪しくなってきた時に成立した内閣が小磯国昭内閣だ。
1944年6月頃には日本は制海権も制空権もまったく失いサイパン島までアメリカ軍に占領されてしまったね。
その頃には戦争を始めた東条英機に反する声が大きくなっていって、遂に東条英機内閣は倒れる。
その後、敗戦濃厚な地合いに組閣した小磯国昭はA級戦犯になるんだけど、
なんだか尻ぬぐいをさせられたみたいで可哀想だよね。
大学受験の日本史でも影の薄い人物だし・・・今回は小磯国昭について見ていこう。
小磯国昭について
敗戦が濃厚になってきた頃に組閣した小磯国昭は和平工作に乗り出すよ。
ただその甲斐も空しく和平工作は失敗に終わり、鈴木貫太郎に内閣を譲ることになる。
彼もまた陸軍大将だったんだ。
大学受験の日本史では本土空襲の時に小磯国昭が内閣総理大臣だったって事を覚えておこうか。