憲法十七条の目的とは?簡単にわかりやすく。

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前回、聖徳太子&蘇我馬子が推古天皇の時代に行った政策「冠位十二階」について見てきたよね。

 

そんな聖徳太子たちが行ったもう一つの大きな施策が、「憲法十七条」だ。

 

ただね~これがまた日本書紀がらみってことで、疑惑の目が向けられてたりするんだよね・・・。

今回も憲法十七条の内容と一緒に、疑惑についても見ていこうと思う。

 

今の感覚とは違う「憲法十七条」

 

憲法って聞くとさ、「日本の根幹!」って感じがすると思うんだよね。基本理念みたいな。

でも、この憲法十七条は今の感覚とはほぼ違うと考えた方がいい。

 

聖徳太子が出した憲法十七条は、「法」というよりも「心得」的な意味合いが強い。

ちょこっと内容見てみようか。

 

 

  • 第三条:天皇の言うことを官僚は必ず聞くように!
  • 第四条:官僚は礼儀を大切にしなさい。
  • 第八条:官僚は朝から晩までしっかり働きなさい。
  • 第九条:官僚は真心を持ちなさい。etc・・・

 

と、こんな感じ。

聖徳太子と蘇我馬子が親戚関係にあった、ってとこから想像つく人もいると思うけど、聖徳太子も仏教の教えを受け入れていたし、とても重視していた。

ただ聖徳太子は、「仏教サイコー!神道はいらね!」という極端な考えではなくて、神道と仏教どちらも大切な教えと考えていたという。

 

出来た人柄だねぇ。

 

というわけで憲法十七条は、これまで日本で代々伝わってきた神道の考え方や教訓に、仏教的な教えも織り交ぜられて作られているってことも頭の片隅に入れておこう。

 

 

憲法十七条、実は聖徳太子が書いてない説。

 

ここまで書いておいて「は?」って感じかもしれないけど、実は憲法十七条って「創作じゃね?」と疑問視されているものでもある。

 

というのも、この憲法十七条について書かれた一番古い史料がいわくつきの「日本書紀」しかないからなんだよね。

 

一応おさらいしておくと、日本書紀は奈良時代に書かれた歴史書。

つまりこの憲法十七条が出された古墳時代にリアルタイムで書かれた歴史書ではないんだよね。100年くらい後に書かれてる。

 

おまけに、日本書紀は「天皇は古くから君臨していて偉いんだぞ!」ということを示す意味合いもあったんで、歴史の事実よりも“盛って”書かれているんじゃないかとも言われている。

 

改めて日本書紀を見てみると、憲法十七条が出されたとされる時期では使われていないハズの文字や書き方が散見されたんだ。

これが日本書紀創作説の言い分というわけ。

 

研究者の間では今でも「日本書紀の記述は真実」派と「日本書紀の記述は(憲法十七条が本当にあったにしろなかったにしろ)後世の脚色」派がある。

 

みんなはどっち派かな?

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