さて、今回は五箇条の御誓文だよ。
五箇条の御誓文ってのは調度、戊辰戦争の時に新政府の方針として出されたものなんだけど、みんな戊辰戦争の勉強し終わった後に、五箇条の御誓文について学ぶから前後関係が掴みづらいんだよね。
いいかい。五箇条の御誓文は戊辰戦争の途中!五箇条の御誓文は戊辰戦争の途中だよ!!
今日は五箇条の御誓文で重要な部分をさらっていこう。
五箇条の御誓文とは?
五箇条の御誓文ってのは、明治新政府の基本方針をまとめたもの
原案起草 → 由利公正(ゆりきみまさ)
修正 → 福岡孝弟(ふくおかたかちか)
加筆 → 木戸孝允(きどたかよし)
この3人は一問一答でも覚えさせられる内容だから、必ず覚えてよ。
○五箇条のご誓文の重要な点
開国和親
公儀世論
内容も見てみようか。
1、広く会議を起こし、万機公論に決すべし。
2、上下心を一にして、さかんに経論を行うべし。
3、官武一途庶民にいたるまで、おのおのその志を遂げ、人心をして倦まざらしめんことを要す。
4、旧来の陋習を破り、天地の公道に基づくべし。
5、智識を世界に求め、大いに皇基を振起べし。
1、広く会議起こし、万機公論に決すべし。
みんなで話し合って、すべての政治は世論、つまりみんなの意見から決めようねってこと。
2、上下心を一にして、さかんに経論を行うべし。
上下心ってのは、治める人物、つまり官の人ね、と庶民が心を1つにしようよ。ってこと。
で、熱心に国の政策を行おうねってこと。
3、官武一途庶民にいたるまで、おのおのその志を遂げ、人心をして倦まざらしめんことを要す。
武家も公家も庶民もみーんな、志をまっとうしようね。みんなの心を飽きさせちゃダメだよ!ってこと。
4、旧来の陋習を破り、天地の公道に基づくべし。
今までの古い習慣なんて捨ててさ、もっとグローバルスタンダードで物事考えようよ。ってこと。
5、智識を世界に求め、大いに皇基を振起べし。
やっぱ時代は世界でしょ?海外に知識を求めないと。で、天皇中心だからね。
これが新政府が掲げた五箇条のご誓文の意味だね。
明治天皇が神様に誓う形で発布したんだよ。
坂本竜馬が船中八策で述べていたこととかなり似ているから、五箇条のご誓文と船中八策の類似性は今でも話題になるよ。坂本竜馬ってすげー!ってね。