昭和時代

五大銀行とは?金融恐慌後の日本経済

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カルテルについて書いていると効率的に行動する前に、「なにが効果的かしっかり考えろ!」というメッセージが聞こえてくる。

たとえばもう成長しない製品の改良に労力を費やしていくら効率的にがんばってもあんまり利益を得られない。

だからあくせく頑張る前に、「何に対して努力すればそれなりの利益があるのか?」をしっかり考えないといけない。「何が効果的なのか?」をしっかりと考えないといけないんだ。

 

これは受験でも同じだね。

たとえば模試で8割、9割とれる科目をいくら頑張ってもあがる点数は高くないし、残り1割、2割の問題なんて難しくて対策の取りようのないものばかりだ。

だったら8割とか9割とれる科目は復習だけすることに決めて、他の科目に勉強時間を割いた方が効果的だよね。

 

それじゃあ、本題に入るよ!!!

 

 

独占資本の形成

 

戦後恐慌と金融恐慌を経験して日本の企業のかたちはどんどん変わっていったんだ。

 

戦後恐慌と関東大震災でたくさんの中小企業がなくなってしまった。

すると残るのはそういった災害があっても生き残れる企業だけになる。

 

すなわち大企業くらいしか生き残ることができなかったんだ。

 

で、いままである一つの製品をいろんな企業が生産してたんだけど、同じ製品を扱っている企業がとてもすくなくなってくる。

2,3の大企業だけしか生産しなくなってくる。

 

そうするとどうするかというと、少ない大企業同士で、

「価格競争したり、争うのはやめようよ」と話し会い始めるんだ。

 

なぜかっていうと、もうお互い努力をしなくても十分儲かるから。

安定した部門があれば他のことに努力を費やせるしね。

 

たとえば電気スタンドについて考えてみよう。

電気スタンド市場にA社は全体の40%のシェア、B社が35%、C社が25%をもっているとしよう。

 

しかも電気スタンド市場はもう十分に成長してしまって努力しても全体のパイが大きくなるわけじゃない。

成長する市場じゃないのに価格競争だと大量生産だとかして少しシェアを増やしてもその努力にたする利益があまり得られないんだ。

 

だからシェアの大きい大企業で集まって価格とか生産量を決めてここの部門では無駄に競争するのをやめましょうって約束をする。

 

このように大企業同士で、ある部門の価格を決めて、生産量も制限するように約束することを

カルテル

というよ。

 

でも消費者としては商品の価格が安くならないし、ものすごく改良された製品もつくられないからよくはないよね。

 

こうやって独占資本が形成されていったんだ。

五大銀行とは?

 

金融恐慌後は銀行も大企業しか残らなくなってくるよ。

 

取付け騒ぎ(ここで詳しくやったよ)があって、中小銀行にお金を預けておくのは危険だ、と国民は思い始める。

銀行がつぶれてしまったらお金が戻ってこないからね。

 

そこでみんな大きな銀行に貯金を移しかえるよ。

 

 

こうして預金が集中した大きな銀行が5つできたんだ。

それを

五大銀行(ごだいぎんこう)

というよ。

 

 

五大銀行は、

三井(みつい)・三菱(みつびし)・住友(すみとも)・安田(やすだ)・第一銀行(だいいちぎんこう)

ね!

 

どの名前も私たちが知っているのばかりだね。

ちなみに第一銀行は現在のみずほ銀行。

安田銀行はもうないけど、安田財閥は明治安田生命とかで聞いたことがあるかな。

ちなみに旧安田財閥系列はみずほ銀行でもあるから(みずほ銀行はいろんな銀行が合併してできたんだね)、いまだに力をもった5つの銀行なんだね。

 

 

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