2015年に世界遺産に認定された、グラバー邸。
幕末の日本の時代にできた西洋風の建築ってんで、世界遺産登録後は観光客が相次いでいるよ。
それに加えて、都市伝説でフリーメイソンがブームになった!っていうのもあってさ、フリーメイソンのマークがグラバー邸にあるから話題になったわけ。
そんなグラバーが討幕に及ぼした影響を見てみよう。
グラバーとは
武器商人ね!
最初は生糸とか茶とかの輸出を長崎のグラバー商会でやってたんだけど、八月十八日の政変以降は、政治の動向に注目して武器を売ることに力を注いだわけ。
討幕派とは佐幕派とか関係なく、武器を売りまくったんだよね。
実はね、こっからは都市伝説だから興味本位に聞いてよ。
アーネストサトウの時の英国策論もそうだけど、明治維新ってのは全部イギリスのフリーメイソンによる仕業!
って説があるんだよね。脱藩しただけで死罪の時代に、若干20歳そこそこの坂本龍馬とかが現在の金額で数億円もするような武器を購入できるはずがない!薩英戦争後に薩摩を仲良くなったイギリスが手回しして討幕した!!
なんて話があるんだよね。
まぁ事実はどうでもいいだけどさ、大学に受かればいいから!!
このグラバー商人が討幕派に武器を打っていたというのは明治維新に影響を与えたことは要チェックだね。
ちょっと時代が飛ぶけど、明治維新がひと段落した後は武器が売れなくなっちゃってグラバー商会は破産してるのね。
でも、グラバーは高島炭鉱の経営者となったり、三菱の相談役となったりとビジネス界で活躍を続けるよ。
キリンビールの前身の立ち上げに携わっているし、日本人のビジネス感に大きな影響を与えているよね。
俺も鉄道博物館に行ったときに、グラバーが蒸気機関車を日本で動かしたのを知って感動したよ。
グラバー邸が世界遺産に登録されることによって、多くの日本人が彼の家を訪れていると思うとなんだか感慨深いよね。俺もグラバー邸行ったら、写真撮りまくってコラムにアップするよ。