奈良時代

班田収授法、口分田とは?簡単にわかりやすく。

日本書紀によると、大化の改新の際に出された「改新の詔」で、「班田収授法(はんでんしゅうじゅほう)」の実施が宣言された・・・ということになっている。

まあでも以前見たように、日本書紀のこの記述は後から脚色されたウソの可能性が高まってきているわけだ。

 

じゃあ確実に班田収授法が実施されたのはいつなのか、というと・・・701年の大宝律令施行から。

 

今回は、大宝律令で具体的に定められた「班田収授法」について詳しく見ていくよ。

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五色の賤(せん)をわかりやすく!覚え方も紹介するよ。

大化の改新期ごろから日本には、「良賤制」と呼ばれる身分制度が導入されるようになった。(中国の影響)

 

まあぶっちゃけて言えば奴隷制なんだけど、この仕組みがちょいと複雑。

 

というわけで、今回は良賤制と「五色の賤(ごしきのせん)」について詳しく見ていくよ。

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国郡里制をわかりやすく。国司や郡司、里長の仕事とは?

大宝律令で新たに仕組みが作られたものとしては大きく分けて、前回見てきた「太政官制」と、今回見ていく「国郡里制」の二つがある。

 

大化の改新ごろから地方行政組織は作られていたけど、701年に出された大宝律令で、刷新された地方行政のシステムが新たに定められたってわけだ。

 

言葉にすると難しいけど、基本的な仕組みは意外と現代の感覚とも変わっていなくて、分かりやすい。

 

詳しく見ていこう。

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太政官(古代)とは?簡単にわかりやすく。二官八省についても。

前回の「大宝律令」の項目(https://jahistory.com/taihou-rituryou-yourou-rituryou/)でちょっと触れたんだけど、大宝律令の「令」の部分で「天皇をトップとして、下に二官八省の官僚組織を置く」と定められた。

 

その二官八省のうち、二官のひとつ「太政官」が、のちの平安時代も含め非常に重要な役職になってくる。

 

今回はその太政官を中心に、律令制が敷かれていた時代の政治システムを紐解いていくよ。

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大宝律令を簡単にわかりやすく。養老律令との違いは?

古代日本の話になると、絶対「律令国家」とか「律令制」という言葉を聞くはず。

 

後で詳しく解説するけど、律令ってのは

「大宝律令が出されたことで確立され、平安時代前期まで続いた法律制度のこと。

 

ただ注意してほしいのは、律令ってのは法律制度ではあるんだけど、その根底にある思想は今の法律や憲法とは違うということ。

その辺も含めて詳しく見ていこう。

 

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大化の改新を簡単にわかりやすく。改新の詔は盛りまくり!?

乙巳の変(645)によって、蘇我氏の独断専行状態だった政治は終わりを告げた。

 

孝徳天皇を新たに据え、中臣鎌足&中大兄皇子が主体となって、国のシステム大改造を始める。

で、乙巳の変以後50年近くにわたって行われた様々な政策や改革のこと“大化の改新”という。

 

日本書紀では、646年に「改新の詔(みことのり)」というものが出されて政治改革の方針が示されたとある。

 

・・・と、ここで今までの記事を読んでくれた人なら、“うわ、出たよ日本書紀!”と思ってくれると思う。(笑)

 

日本書紀って奈良時代に書かれたもので、それより昔のことをかなり盛ってるんだったよね。

この改新の詔の内容も、後からかなり盛られていることがほぼ確定している。

 

今回は日本書紀の潤色部分も含めて、この大化の改新について詳しく見ていくよ。

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