平安時代

浄土教と浄土宗って何が違うの?簡単にわかりやすく。

前回「浄土教」(https://jahistory.com/jyoudokyou/)について見てきたけど、実は「浄土宗」と非常に勘違いしやすい。

 

「え!同じじゃないの?」と思った人は、是非今回の内容を見てってほしい。

“浄土思想”って面では共通してるんだけど、そのほかの点(例えばゴールをどこに設定してるかなど)でさまざまな違いがある。

 

今回はそこを明らかにしていくよ。

 

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浄土教はどういう思想なの?簡単にわかりやすく。

平安時代前期では、最澄が広めた「天台宗」と空海が広めた「真言宗」の2つが世間を席巻した。

それが平安時代中期になると、また仏教界にニューウェーブが到来する。

 

その名も浄土教じょうどきょう

鎌倉時代に出てくる「浄土宗」って宗派とは似て非なるものだから、ごっちゃにしないようにね!(最後に詳しい解説置いとくね。)

 

この浄土教の出現から鎌倉時代にかけて、日本の仏教がだんだん「鎮護国家」の為の物から、「民衆の救済」の為の物に変化していくことになる。

そこらへんも含めてどういうことか、詳しく見ていこう。

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平安時代前期の仏教の特徴を分かりやすく!最澄や空海について。

天平文化期の奈良時代には、南都六宗(通称奈良仏教)が存在した。

奈良時代は「鎮護国家思想」(仏教によって国政を安定させると言う考え)が強くなったので、必然的に政治と仏教の関係が深くなっていった。

 

しかしこれが問題だった。

政治と仏教の関係が強くなるにつれて、だんだん坊さんたちは傲慢になっていって、腐敗していってしまったんだ。

 

この様子を見て呆れた桓武天皇は、仏教界を一新しようと中国から「新しい仏教」を導入しようとした。

 

それで誕生したのが「平安仏教」。最澄の“天台宗”や、空海の“真言宗”の登場だ。

 

 

今回は、そんな平安時代の仏教について詳しく見ていこうと思う。

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国風文化期の「来迎図」とは?大和絵や絵巻物についても。

国風文化が発達した平安時代は、芸術の世界にも変化が起きていた。

 

まず、仏教に関連した芸術作品の登場。

 

平安時代中期ごろから、「浄土教」という教えが広まった。

極楽浄土に居るとされる阿弥陀あみだ仏を信仰するもので、「南無阿弥陀仏!」と念仏を唱えていれば阿弥陀仏が浄土へ連れて行ってくれる・・・という教えだ。

 

これに付随して芸術作品が色々生まれる事になる。

 

また、実際の出来事あるいは『源氏物語』『伊勢物語』といった物語の内容を元に、主に大和絵の技法で描かれた絵巻物も登場する。

 

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寝殿造はとても寒い!?特徴を書院造と比べながら説明するよ。

今回は平安時代の国風文化、その中の建築部門のお話。

 

みんな一度は聞いたことがあるはず寝殿造しんでんづくりという建築様式が、平安時代に誕生した。

・・・ところで、寝殿造ってどんなものなのか、パッとイメージできる?

 

なかなか難しいよね。特徴を語れなんて言われたらなおさら困る。

と、いうわけで。今回は寝殿造という建築について、要点に絞って説明していくよ。

 

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国風文化期の日記・随筆をわかりやすく!土佐日記から枕草子まで

国風文化期の文学は、前回見た「物語」だけじゃない。

「日記」と言われるジャンルが目覚ましい発展を遂げ、さらには「随筆」ジャンルも誕生した。

 

日記文学は「日記」といっても、モノによっては出来事を書き記すだけじゃなくて、「過去に起きた出来事を日記風にして振り返る」という表現方法をとった作品もあったりして奥が深い。

 

随筆は、かの有名な清少納言の『枕草子』が登場する。

これは日本の文学史上最高の随筆の一つとされている大傑作だ。

 

それじゃあ、詳しく掘り下げていくよ。

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国風文化期の物語文学をわかりやすく!竹取物語から源氏物語まで。

国風文化についてのざっくりした解説は前回やったとおり。

今回からは、より詳しく平安時代の国風文化について見ていこうと思う。

 

なんと言っても文学の発展が目覚ましいわけだけど、この分野って割と国語(古文)に当たると思うから、ちょっと日本史っぽくないと感じちゃうかも。

 

しかし侮るなかれ。

難関大学になってくると、日本史と古文の複合問題とか出てきたりするんだなこれが。

 

意外と重要なトコだから、しっかり見ていってほしい。

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国風文化をざっくり、わかりやすく!天平文化との違いについても。

平安時代の文化と言えば何文化?

・・・と聞かれたらここはズバッと「国風文化!」と答えてほしい。(笑)

 

江戸時代とかだと時期ごとにやれ元禄文化だ、化政文化だとゴチャゴチャして分かりにくいんだけど、平安時代では国風文化というくくりただ一つ。

 

まあでも、その内容はかなり濃いわけで。

特に文学の分野に目覚ましい発展があるのがポイントだよね。

 

他にも、建築の分野とか、仏教関連の面でも重要なものが多い。

 

個別の詳しい解説は次回以降にして、とりあえず今回は「国風文化の概要」を抑えていこう。

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治承・寿永の乱をわかりやすく!③平氏滅亡、鎌倉幕府へ

6年続いた治承・寿永の乱もいよいよ大詰め。

 

平氏最強の指導者清盛は死に、平氏は都落ち。一方で頼朝は義仲を退け主導権を握り、後白河法皇とタッグを組んだ。

この時点でかなり大局は決してしまった感じがしなくもない。

 

しかし、実は平氏は都落ちの際「あるもの」を持ち逃げしていて、これが大きな問題となる。

 

どういうことか、詳しく見ていこう。

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治承・寿永の乱をわかりやすく!②平清盛の死と源義仲の死

治承・寿永の乱第一部では、一度頼朝が敗走することはあったけれども、のちに頼朝は力を取り戻し復活。

さらに頼朝以外の源氏(甲斐源氏)等も相次いで挙兵したんで、源氏は平氏に対抗しうる戦力を得つつあった。

 

今回見ていく第二部では、平氏が直面した絶対的な力を持った「清盛の死」と、源氏が直面した「義仲よしなかと頼朝の対立」がメインになるよ。

 

それじゃあ、詳しく見ていこう。

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