みんなペリーに注目し過ぎだよ。
確かに威厳あるよ。黒船でドーン!だし。「ペリー』って音もなかなか耳に残るしさ。髪形もおしゃれだし。
でもね、ペリーが1853年に来航する7年前にビッドルが来てますから!
今日はそんな、目立たない存在ビッドルにスポットを当ててお話するよ。たぶん天国のビッドルも喜んでるよ。ペリーばっかりもてはやされてたからさ。
ビッドルはなんで日本に来たのか?
当時、欧米諸国は産業革命を経験し製品の市場を求めてアジアに押し寄せていたわけ。
ビッドルは中国と通帳条約と取り決めて、お洒落にも7月7日に中国を出発し日本に向かったのね。
で、中国と結んだ条約と日本とも結べると思ったんだよね。
覚えておいてオッケーなのは、
アメリカ東インド艦隊司令長官
コロンブス号
浦賀に来た
ってことだね。早慶レベル目指しているんならマスト内容かな。
もちろん幕府は拒否!!!
鎖国をしてますから。ビットルなんかが、来ようがそう簡単には開国なんてしてやらねぇ!ってのが日本のスタンスです。
ビッドルは大量の武器を積んで、浦賀に来てたけど武力行使する意志はなかったので、
薪水を与えて穏便に帰って貰おうということで合意したわけだ。
江戸幕府は薪水を与えることで合意するもちゃっかりと近くの港にいる千石以上の民間船を徴用し、大砲も準備していたけどね、ビッドル暴れたらやっかりだし。
ビッドルのお茶目エピソード
食料をもらったビッドルは『ジャパニーズにお礼がしたい!』
と思って、浦賀奉行への船に乗ろうとするのね。でも間違えて川越藩の船に乗っちゃうのね。通訳もいない状態で。
で、川越藩の人はいきなり外国人が船に入ってきたから切り落とそうとするわけ。
なんとかその場は誤解だよ!ってことで収まったんだけど・・・
ビッドルはブチ切れ!!!
自分が間違えて違う船に入ったのに、切られそうになってビッドルはブチ切れるわけだね。
まぁこの経験が、ジャパニーズとはなんたるかをベリーにも教えてあげれる良い経験になっただろうね。
ビッドル大丈夫。みんなはペリーに夢中でも俺はちゃんと君のことを見ているよ。