江戸時代

安藤昌益の『自然真営道』ってどんな本?

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前回まで、心学を生み出した石田梅岩と、その弟子・手島堵庵について見てきたね。

 

今回は、江戸時代中期の異色の思想家、安藤昌益(あんどうしょうえき)について見ていくよ。

昌益は、当時の江戸時代をめちゃくちゃ批判したことで有名だ。

 

安藤昌益って何者!?

安藤昌益は、秋田県の豪農(裕福な農民)の子として生まれた。

15歳くらいで京都の妙心寺という寺で禅を学んだという。

 

その後は医学にも興味を持ち、後に八戸で医者として開業する。

このころから、昌益は政治に対して批判をするようになる。

さらに『自然真営道』という、昌益の思想の集大成ともいえる本を出版してさらに現在の社会を批判する傍ら、医者の仕事も続けていった。

 

安藤昌益の思想って?

安藤昌益は、当時昌益が生きていた武士の支配する社会を「法世」と呼んで、これを強く批判した。

 

昌益は、

「幕府は封建体制(主君と家臣による上下関係の支配)で庶民を苦しめて、しかもそれを正当化するために儒学を良いように利用している!

と言って、孔子や儒教、江戸幕府の指示した朱子学ボロクソに批判した。

昌益は、「法世」より前は「自然世」があったと考えて、その「自然世」こそ至高だと言った。

「法世」から「自然世」になるためには、身分や階級による差別を止め・全ての人が畑を耕すべきとする平等思想を『自然真営道』で述べた。

 

まとめ

昌益は、当時の江戸社会の根幹である「封建社会(身分・階級で支配される世界)」に対して痛烈に批判した。

当然、『自然真営道』は、大きな反響を呼ぶことになる。

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