さあ、今回からいよいよ安土桃山時代、ホトトギスをぶっ殺してしまう織田信長と、ホトトギスを鳴かせちゃう秀吉が天下を取った時代だね。
またの名を織豊(しょくほう)時代ともいう。
さて、今回は織田信長・・・の話に入る前の準備として、安土桃山時代の背景知識について見ていこう。
まずは、安土桃山時代の世界の動きについてだ。
大航海時代とはなんぞや。
織田信長や豊臣秀吉がチャンバラをやっていたころ、ヨーロッパ諸国では非常にスケールのデカいことが起きていた。
事の発端はユーラシア大陸の最西端、アフリカにほど近いヨーロッパの一国・ポルトガルにある。
ポルトガルのお隣2国が合併して新しい王国・スペイン王国を建国。
↑カスティーリャ王国とアラゴン王国が合体してスペイン王国になる。
こうなると海とスペイン王国に挟まれてしまった小国ポルトガルは、もはや近くの国を占領して領土を広げることができなくなってしまった。
そこで、「近くがだめなら海を越えて、新天地を開拓しに行けばええやん!」という考えが起こった。
これが大航海時代の始まりだ。
まとめ
大航海時代が始まったことが、いったい安土桃山時代と何の関係があるのか、ここまでだとさっぱりわからないよね。
その謎は次回、じっくり紹介するよ。