薩摩藩・調所(ずしょ)広郷の藩政改革!雄藩への道【前編】

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今回見ていくのは、のちに討幕運動の中心となる藩の一つ「薩摩藩」について。

 

薩摩藩の藩政改革を大成功させたのが、薩摩藩の財政担当・調所広郷だ。

 

 

大胆な「踏み倒し」政策!?

 

調所広郷の行った改革の中で一番特徴的なのは、「借金の踏み倒し」だ。

 

藩が踏み倒し!?

 

どういうことか、詳しく見ていこう。

広郷が藩政改革を行うまでに、薩摩藩は500万両というとてつもない借金をかかえていた。

 

しかも、その利息だけで年間80万両。

ちなみに藩の収入は年間14万両。

 

こんな額を返済するのは不可能で、事実上藩の財政は破綻していた。

 

しかし、何とか藩を立て直したかった広郷はここで大胆な政策を打ち出す。

 

それが、「無利子250年払い」だ。

 

広郷は、「500万両の借金は250年かけて返す」として、借金を棚上げにしたんだ。

 

当然商人たちはそんなの認めないし、それは広郷もわかっていた。

だから、商人たちをあの手この手で脅迫。

 

強引にこれを認めさせた。

こうすることで、年間で返済する額を抑え、余った資金でほかの改革政策に充てようとした。

 

 

実際のところ、この政策はほぼ「借金の踏み倒し」。

250年間かけて返すなんて到底信用できないし、実現できないよね。だって当時から250年後って2085年だからね(笑)

江戸時代がもし続いてたら、今もまだ借金返済中だ!

 

結局明治維新後、この契約は無効となって借金はチャラになる。

 

なかなかずる賢い政策だったんだけど、こうでもしないと藩政改革は実現できなかったんだ。

 

 

まとめ

調所広郷の借金に対する250年返済政策によって藩の資金が浮くことになり、この余剰金で藩政改革を大いに推進することができた。

 

でも、単純に承認を脅迫して250年ローンにしただけなら商人から反発されて、暴動が起きてもおかしくないはずだよね。

 

実は広郷、ちゃーんと商人のことも考えていた。

商人も藩もWIN-WINになるための秘策があったんだ。

 

後編では、この調所広郷がどのような政策を行って藩を立て直したかについて見ていこう。

 

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