在郷商人(新興商人)ってなに?株仲間と敵対!?

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さて、前回までで水野忠邦の「天保の改革」について見てきたね。

まあ軒並み失敗していたね(笑)。

 

今回は、「在郷商人」っていう新しいカタチの商人について見ていくんだけど、この在郷商人の力を強める一因になったのは株仲間の解散だったと言われているんだ。

 

詳しく見ていこう。

在郷商人は「農民」身分の商人!?

 

江戸時代で商人と言えば、都市部の「問屋」「株仲間」のことを言う。

しかし江戸時代も後期になってくると、新しいカタチの商人が生まれてきて、問屋や株仲間の一強体制ではなくなっていく。

 

その新しいカタチの商人というのが「在郷商人」だ。新興商人とも呼ばれる。

 

在郷商人の正体とは、「農民」身分出身の商人のこと。

当時商人はほぼ都市部にいたから、“在郷”って名前がついた。

 

農民身分というと、「農業以外はやっちゃいけないのかな?」と思われがちだけどそんなことは無くて、農業と兼業して商業を行うことも可能だった。

在郷商人と都市部の問屋・株仲間の対立

在郷商人はあくまで新しいカタチの商人だから、長らく商売をしていた問屋・株仲間に比べると商売規模も販売ルートも大きく差がある。

 

じゃあどうやって対抗したのか。

 

「在郷」という特徴を生かしたんだ。

もともと農村部出身だから、同郷の生産者から直接買い付けができる。

 

通常は問屋が買い付けを行って、問屋が株仲間に販売したりするからその間に中間搾取があった。

それを在郷商人は問屋を挟まずに販売できたから、当然安く販売することができる。

 

これで問屋や株仲間に対抗していったんだ。

 

まとめ

在郷商人は自身の特徴を生かして、問屋や株仲間のような巨大な商人たちに対抗していった。

 

忠邦が行った株仲間解散によって(一時的にだけど)ライバルが弱体化したから、ここで一気に成長したよ。

 

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