弥生時代の農具って?鉄製の農具も登場!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

前回は、弥生時代の水稲耕作について見てきたね。

初期は田んぼが湿田だったり、苗を使わず直播だったり・・・。

 

弥生時代後期になってくると、だんだんと現在の稲作に近い形になっていったよ。

 

ところで、田んぼを耕すと言ったらやはり「農具」が必要になってくるよね。

鍬(くわ)とか鋤(すき)で土をならしたり、稲穂を刈る道具やコメの脱穀をする道具も必要だし・・・。

 

今回は弥生時代の「農具」について見ていくよ。

 

木製農具

まずは、木で作られた農具について。

弥生時代の前期には、基本的に木製の農具が使われていた。

 

木鍬(くわ)/木鋤(すき)

まず重要なのは、田を耕す「鍬(くわ)」や「鋤(すき)」。

鍬は地面を掘り起こして雑草刈りしつつ田んぼをならす役割を持っていて、鋤も似たような働きをする。

 

じゃあ鍬と鋤の違いってなんなんだ?と思うよね。

形を見るとわかりやすい。

鍬の方は上からブスっと地面に突き刺して手前に引くタイプ、鋤は手前に差し込んで地面を掘り起こすタイプ(スコップみたいなもの)。

木臼(きうす)・竪杵(たてぎね)

コメの収穫では、「脱穀」という作業も非常に重要だ。

正確にはもみ殻を外す作業のことなんだけど、これに使われるのが木臼と竪杵という二つセットの道具。

木臼に刈り取ってきた稲を入れ、竪杵(言ってみれば木の棒)でつっついてもみ殻を外したよ。

 

田下駄/大足/田舟

あまり聞きなれない道具たちだけど、れっきとした木製農具。

 

田下駄は、膝以上の深さの田んぼに入るとき足が沈み込まないように履いていたといわれている、超デカい下駄のこと。

大足は雑草や肥料を踏んで田んぼに混ぜる役割をもつ、足に装着する農具。

 

田舟は、深い田んぼで収穫する際、稲を運ぶための小さな船のことだ。

鉄製農具

弥生時代も後期になると、鍬や鋤の一部(特に先端)に鉄が使用されるようになった。

木製のものより頑丈だから、より使いやすくなっているよ。

弥生時代初期に使われていた稲穂を刈る石器・「石包丁(後述)」に代わって鉄鎌が用いられたりもしたよ。

石器

石器も弥生時代に使われていたんだけど、後期になって鉄器が出てくると次第に役割が取って代わられ、消滅することになる。

 

鉄器が出る前は、磨製石器が多く使用された。

 

中でも石包丁は、稲から穂の部分だけを取る(穂首刈り)ために使われていた重要アイテムだよ。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

オススメの動画コンテンツ

低料金で最大の効果を発揮するコンテンツ

・音情報で理解を高めたい
・知識を入れながら、流れも理解したい
・息抜きに動画で学習したい

方はスタディサプリの動画コンテンツがオススメです。【14日間の無料トライアル】ができます。

スタディサプリの無料体験

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*