十返舎一九の著した『東海道中膝栗毛』ってどんな話?

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前回は、十返舎一九自身について掘り下げてきたね。

 

今回は、彼の代表作である『東海道中膝栗毛』を詳しく見ていくよ。

『東海道中膝栗毛』ってどんな作品?

『東海道中膝栗毛』は、一九の書いた代表作。

 

弥次さん(弥次郎兵衛)と喜多さん(喜多八)が、自分の身の回りに起こる数々の不運(妻の死、勤務先での解雇など)を憂い、二人で伊勢参りに行くというお話。

 

作中のイラストは一九みずから書いていることも有名。

 

東海道を行く最中の二人のユーモラスな掛け合いや、行く先々でのいたずらで毎回騒動を起こすという物語だ。

 

「喜多さんはもともと弥次さんの男娼」という設定からしておもしろい。(笑)

 

弥次さんは作品の中では、基本的に「下品で軽い男」。おまけに太っている。

作者自身も「ただのオッサン」と言っている。

にもかかわらず、楽器が弾けたり法律にも詳しかったり、漢詩にも造詣が深いという面白い人物。

 

喜多さんのほうは、弥次さんの男娼として江戸に駆け落ちしてきた人物。

二人とも濃いね~。

 

ちなみに、『東海道中膝栗毛』の大ヒットの裏には、江戸庶民たちの識字率が上昇してきたことがあるといわれているよ。

識字率上昇は、寺子屋の影響が大きい。

まとめ

『東海道中膝栗毛』は、なんと21年間もの間続いた超人気作だった。

一九は自分で「出版元から係の人が来て、机の横で原稿がきあがるのを待っている」と述べた。

 

まるで今の漫画家みたいだね。

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