大日本帝国憲法の天皇大権とは?(てんのうたいけん)

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さて、念願の大日本帝国憲法が出されたね。

国民は祝賀ムード!やったー!やったー!の大日本帝国憲法。近代国家としての最低条件とも言える憲法が制定されて、これで条約改正に向けて欧米諸国と対等になりたい!という日本人の気持ちがあったわけだよね。

もちろん大日本帝国憲法は天皇主権でもって、天皇が持っている権利ってのがあったんだよ。

それが天皇大権なわけだ!!

天皇大権とは?

天皇大権ってのは、議会の協力なしで天皇が使えることができる権利のこと。

実は厳密に言うと、大日本帝国憲法で制定された天皇大権ってめっちゃるんだけどさ。

大学受験の日本史では主に4つ覚えておこうか。

緊急勅令
条約締結
戒厳令
統帥権

○緊急勅令

憲法8条に規定されているよ。議会がお休みの時でも、議会で審議されることなしに、命令を出せる権利だね。

でも、次に議会が開かれる時には、ちゃんと審議したみたい。

 

○条約締結

憲法56条と枢密院官制6条に規定されているよ。

条約の締結については天皇の諮問機関である枢密院で審議をして、審議の上、「オッケー!」だったら、天皇が批准することになっていたわけ。

 

○戒厳令

家から出ちゃ駄目!!ってのが戒厳令だね。英語だと。マーシャルローって言うんだよ、かっこいいでしょ。

非常事態の時に、軍隊に治安権限を与えててさ。クーデターや震災が起きた時に、軍隊がその地域を管理する権利があったのね。

1905年 日比谷焼打ち事件
1923年 関東大震災
1936年 二二六事件

が戒厳令が出された事件だから、しっかり覚えておこう。

○統帥権

憲法11条に規定されているのね。天皇が軍隊の指揮統率権さ。

まぁこの統帥権が内閣から独立してたのが日本の悪いところだったよねー。結局、陸海空軍は独立しているってことだから、天皇の命令で行動するわけ。

でもさ、天皇が実際に参謀長になって軍隊を指揮するわけないじゃん?だから、軍隊は、「天皇はおそらくこう思っているよね。」という推測の下、行動していったわけ。で、歯止めが利かなくなって暴走していったんだよね。

天皇は陸海軍を統帥する元首という意味で、「大元帥(だいけんすい)」と呼ばれたよ。

 

 

これが天皇が議会の協力無しで行使できる権利だね。

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