北野大茶湯(きたのおおちゃのゆ)は人が集まらず大失敗!?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

前回まで、千利休の大成した侘茶について見てきたよね。

利休は自前の質素な茶器や茶室を作るなどして、自身の理想である侘茶と向き合ったんだった。

 

さて、今回見ていくのは秀吉が催した歴史上類を見ない大規模な茶会北野大茶湯(きたのおおちゃのゆ)について見ていくよ。

 

北野大茶湯ってどんなイベント?

北野大茶湯、別名・北野大茶会(きたのおおさのえ)は秀吉が開催した非常にユニークな茶会のことだ。

九州平定を終えた秀吉は、自身の権威を民衆(特に京都の人々)に見せつけるために大きな茶会を催すことを決定する。

京都の北野天満宮にて10日間開催する(予定だった)イベントで、その開催要項も非常に独特。

  • 秀吉が持っている自慢の名茶器、名茶道具を展示。
  • 参加者に身分の縛りなし!そのかわり何か一つ茶道具かそれに代わるものを持ってくること。
  • イベントエリア内に2畳分のスペースを設けられる。服装も自由。
  • 茶を愛す心があるなら中国人など外国人の参加もOK。
  • 遠方から来る人も考慮して10日間開催するよ!
  • 秀吉が直々にお茶を点ててあげるよ!
  • こんな素晴らしい会を開いてやるんだから、来なかったらもう二度と茶湯やるんじゃないぞ!

こんな感じ。

一部脅しが入ってるけど(笑)、身分が関係なく、しかもくじ引きで当選すれば秀吉直々にお茶を点ててもらえるという超ビッグイベントだった。

 

外れても千利休やその他の超有名な茶人にお茶を点ててもらえた。

 

これは大成功間違いなし!・・・かと思いきや。

参加者が1,000人くらい・・・

秀吉がジャニーズのアイドルみたいな感じだったらまた話は違ったんだろうけど、どちらかというと内閣総理大臣が握手会を開くようなイメージだ。

 

そう考えると、「うーん・・・。」って感じだよね。

 

とにもかくにも1,000人が集まって1日目は終了したんだけど、なんと2日目以降の開催が急遽取りやめになってしまった。

その後再開されることもなく北野大茶湯は終了してしまう。

 

まとめ

北野大茶湯中止の原因については様々な議論が交わされているけれど、「1日目の夕方に一揆が発生したため」という説、「京都の人々が全然来てくれなかったため、このまま開催していると企画失敗でメンツがつぶれてしまうから先手を打った」という説が有力だ。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

オススメの動画コンテンツ

低料金で最大の効果を発揮するコンテンツ

・音情報で理解を高めたい
・知識を入れながら、流れも理解したい
・息抜きに動画で学習したい

方はスタディサプリの動画コンテンツがオススメです。【14日間の無料トライアル】ができます。

スタディサプリの無料体験

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*