喜多川歌麿(きたがわうたまろ)は美人画の最高峰!

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前回は、錦絵を大成させた浮世絵界の偉人・鈴木春信について見てきたね。

春信は、摺師らと協力してこれまでにない色鮮やかな版画、『錦絵』を誕生させたんだったね。

 

今回は、浮世絵師の中でも「女性の美」を描くことに尽力した画家喜多川歌麿について詳しく見ていくよ。

美人大首絵(おおくびえ)という新たなジャンル

喜多川歌麿が登場する以前の浮世絵界では、「美人画」は女性の全身が描かれていた。

菱川師宣の肉筆美人画「見返り美人」なんかもそうだ。

 

しかし歌麿は、これまでよりもっと肉感的に、もっと美しく美人画を描く方法を模索し続けた。

その結果生まれた新しい技法が、『大首絵』というもの。

 

女性の半身、あるいは胸から上あたりまでをどアップで描くというスタイルだ。

 

歌麿は版画のテクニックを駆使して女性の肌や体の質感を表現した。

この斬新な表現方法は世間を大いに驚かせ、また大人気となった。

歌麿の有名作品

歌麿の美人画の中で、「婦女人相十品」というシリーズがある。

その中で現存している、『ポッピンを吹く女』は日本どころか世界的に有名だ。

 

『ポッピンを吹く女』(版画)

まとめ

歌麿は美人画を追求し続け、新しい「大首絵」という表現方法で世間をあっと驚かせた。

美人画の頂点に君臨する画家と言われている。

 

ちなみに美人画は、“美人をリアルに描いたもの”じゃない。

「女性の美しさを表現したもの」なんだ。

だから美人画の女性が必ずしも美人ではない、ということを頭の片隅に入れておくと鑑賞の時に役立つかもね!

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