化政文化ってどんな文化?③化政文化の学問や芸術まとめ。

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前回までで、化政文化の特徴や元禄文化との違いなんかを見てきたね。

「渋み」や「粋」といった概念を重んじていて、皮肉っぽくてユーモアのあるオッサンっぽい文化だ。

 

今回は、この化政文化において発展・成熟した学問・思想や文学、芸術分野についてざっくりまとめていくよ。

化政文化をダイジェストで!

学問・思想分野

化政文化では、いわゆる「経済学者」たちが登場する。“経世済民”(世を治め民を救う)という概念を提唱した。

これを経世論という。

 

経世論者として有名なのは海保青陵(かいほせいりょう)や本多利明(ほんだとしあき)、佐藤信淵(のぶひろ)などがいる。

 

このほか、水戸学や尊王論、復古神道など思想分野でも大きな進展があった。

 

蘭学も化政文化で成熟していく。天文学の発達なんかもこの時期だ。

 

文学分野

化政文化では「滑稽本」という新しいジャンルの小説が生まれる。

滑稽本著者として有名なのが式亭三馬(しきていさんば)や十返舎一九(じっぺんしゃいっく)などがいる。

 

また、「人情本」という恋愛小説のジャンルも生まれた。

これで有名になったのが為永春水だ。

 

このほか読本(江戸時代の歴史小説)が大成し、曲亭馬琴(きょくていばきん)や上田秋成(うえだあきなり)らが有名となった。

 

俳諧では、俳句界のレジェンドの一人・小林一茶(いっさ)が登場。さらに狂歌という和歌に滑稽要素を盛り込んだものも大成していく。

 

絵画部門

化政文化では風景(版)画が大きく発展した。

中でも葛飾北斎歌川広重らが大成させた浮世絵風景版画は大人気となる。

 

この風景を描いた浮世絵版画はヨーロッパの印象派の画家たちに大きな影響を与えて、のちに「ジャポニズム」を生むことになる。

 

その他

歌舞伎の劇場である「芝居小屋」も大きな進化をみせ、舞台装置がどんどん導入されていった。

そのほか江戸時代の宝くじである「富くじ」も大流行。

 

その他伊勢参りなど、民主独自の文化も発展した。

まとめ

こうしてまとめてみると、本当に化政文化は「集大成」の文化であることがわかるよね。

長い江戸時代の中で、規制され・淘汰されながらも発展してきた文化が大成していくんだ。

 

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