貝塚は古代研究の切り札!?貝塚をわかりやすく

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前回は、縄文人たちの住居である「竪穴住居」について見てきたね。

地表に建てるよりも効率的で、かつ温度もある程度一定という非常によくできた住居だったわけだ。

さて、今回は「貝塚」という古代の研究上とても大切なモノについて見ていくよ。

古代の遺跡・遺物はとっても貴重

例えば縄文時代の竪穴住居の存在は、遺跡の発見などからわかったことなんだけど、実は遺跡(特に古代のもの)はとてもレアなものなんだ。

というのも、酸性の土壌に埋まった遺跡は長い時間とともに溶けてしまうことがとても多いから。

 

特に日本の土は酸性土壌だから、縄文時代に使われていた土器や石器は基本土に還ってしまうんだ。

そんな中で、「古代の遺跡や遺物の多くが土に還らず残っている」特別な場所がある。

それが貝塚だ。

貝塚ってなんだ?

貝塚は、一言で言ってしまえば「古代人のゴミ捨て場」

日常で使っていた土器や石器、骨などが捨てられていたと考えられている。

 

しかし貝塚はただのゴミ捨て場ではなく、縄文人たちが食べていた貝の「貝殻」が捨てられている点が非常に重要。

 

酸性の土を貝殻の成分である炭酸カルシウムが中和してくれるため、貝殻と一緒に捨てられた土器や石器が多く残っているんだ。

 

縄文時代にはまだ文字がなかったから、文字による記録(書物など)から当時を窺い知ることができないため、貝塚に残る遺跡・遺物はとても重要なんだ。

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