縄文時代に行われていた「呪術」の内容とは。土偶との関係も

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前回は、縄文時代にあった「信仰」の一種、アニミズムについて見てきたね。

「万物に精霊が宿っている」という考え方のことだった。

 

さて今回は、縄文時代の「呪術」について詳しく掘り下げていこうと思う。

縄文時代の「呪術」って一体なんだ?

縄文時代は、アニミズム信仰からわかるように「大自然」に対しての畏怖があった。

そのため、天候が荒れ続けたり食べ物が不作になったりなどした場合などに、シャーマンといわれる呪術師が祈りを捧げたといわれている。

また、超自然的な力を借りて、狩りなどの目標を達成しようとして呪術を行っていたこともあると言われている。

 

ちなみにシャーマン(呪術師)ってどんな人たちだったのかというと、「トランス状態になって霊と交信することができる」人たちのこと。

 

「何を言ってんだ(笑)」って感じだと思うけど、(霊と本当に交信できるのかどうかは置いといて)トランス状態というものは実際にあることだという。

 

日常生活での普通の自分ではない、潜在的な(隠れた)部分が表面に出てきた状態のことをトランス状態という。

お酒を飲んだり、限界まで疲れていたりマラソンをずっと続けた際に起きるランナーズハイ状態になった時が「トランス状態」になることができるそう。

 

現代では一種の催眠術で患者をトランス状態にして、心理療法を行ったりしているというよ。

 

呪術師は呪文を唱えたりすることでこの状態になり、霊と交信(?)をしていたらしい。

呪術と土偶

このような呪術と関係が深いのが、土偶というモノだ。

縄文時代では各地で作られていて、そのほとんどが女性を模している。

 

これまでに日本で出土した土偶は15000体以上。

 

で、面白いことにこの土偶はほとんどが「わざと壊されて」いたんだ。

どうも土偶は呪術や祭祀が行われるときに壊すことで災いを避けようとしていたのではないか、と言われている。

また、病気などで痛むところ(例えば手とか)を土偶で破壊することで治癒を願ったりしたのではないか、というような説もある。

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