高田事件と群馬事件と加波山事件も自由民権運動の結果。

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前回は福島事件についてやったよね。

県令の三島通庸のかなり高圧的な態度と強引な建設事業に自由党員と農民たちが結託して蜂起した事件だ。

明治政府は「ほらきた!」と言わんばかりに逮捕・処罰したわけだよね。これを皮切りに全国で次々と激化事件が起きていくんだよ。今回は自由党による事件を見ていこう。

高田事件と群馬事件と加波山事件

まず福島事件ってのは1882年のことだったね。

これから紹介する3つの事件は1883年~1884年にかけてのことだから、年代を把握してくってのは入試の問題を解く上で非常に重要だから、年号にも気を付けながら見ていってくれyほな。

 

○高田事件

1883年3月新潟県の高田地方で起きた事件。

これ、ものすごいことでね。ほとんどが冤罪なの。冤罪ってのは実際に罪を犯してないのに、「この人痴漢です!」みたいなやつだね。

この事件は自由民権運動を潰そうとした明治政府(当局)の捏造事件と言われているんだよ。

ことのきっかけは3月10日自由党員による懇談会がって、北陸地方の自由民権運動が最高潮に達していたのね。で、1人逮捕されちゃうんだけど、その逮捕されたやつが裁判所からのスパイだったわけ。

で、「政府転覆をしようとしている」ということで、芋づる式にどんどん逮捕されていったのね。

いやー、汚い!と言いたいところだけど、当時の正義だと犯罪捜査の一環なわけだ。

結局、自由党員は政府高官を暗殺しようとしていた!ということで逮捕されちゃうわけだね。

○群馬事件
これは自由党の急進派と困窮している農民が結託した良い例の事件だね。1884年5月のこと。

今までの流れでわかると思うけど、松方デフレで農民の生活はめちゃくちゃ困窮していたわけ。自由党としてもちょっと集会開くだけで明治政府に弾圧されるから苛立っていたわけね。

すると、「もう明治政府の弾圧に対抗するのは無理だよ。」ってチキる奴らもでてくるし、「いやいや、明治政府の弾圧なんてなんだ!政府はおかしい!俺らが頑張らねば!」って急進的な人たちも出てくるわけ。

で、この群馬事件は自由党の急進派が農民を集めて蜂起した事件。

明治政府の警察署を襲う事件だね。

もちろん処罰されるよ。

 

○加波山事件(かばさん)
これは覚えやすいんじゃない?

カバさん事件で覚えよう。加波山は茨城県にあるよ。

1884年9月のことなんだけど、あの!福島事件で横暴的だった三島通庸を暗殺しようとした事件なんだね。福島事件で逮捕された河野広中の弟ら、若い自由党員が結託して、暗殺計画を立てるわけ。

彼らは爆弾を作って、三島通庸と会合にやってくる大臣達をやっつけようとしたんだけど、事前に見つかってしまうわけ。

そこで、加波山に立てこもって「圧政政府転覆」を掲げるわけだね。

結局、警察に逮捕されて処刑されてしまうよ。

 

自由民権運動の激化

俺ら大学受験の日本史組からしたら、「国会開設の勅諭出されてんだから、おとなしくしてればいいのに」なんて思っちゃうけど。

当時の人々の生活ってのはかなり苦しかったわけ。

松方デフレしかり、不平等条約しかり、領土問題しかり、紙幣問題しかり、官有物払下げしかり

明治政府に対しての批判はすごかったのね。

で、集まって明治政府に主張したり、批判したりすると物凄い勢いで取り締まりをしてくるわけだからさ。だから、これは自由党+農民 vs 明治政府のいわば戦争なんだよ。

 

自由党には自由党の明治政府には明治政府の正義があるから、避けられない闘いだったわけだね。

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