寺院法度・諸社禰宜神主法度ー江戸時代の宗教統制②

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前回は「江戸時代の宗教統制①」と題して、「寺請制度」と「本末制度」を取り上げたね。

 

寺請制度は民衆向けの制度だったね。「旅行や結婚の際に寺請証文が無いとダメ!」と決めて、民衆を否が応にも檀那寺の檀家とすることでキリシタンにさせないようにしてたね。

本末制度はお坊さん向けの制度。寺院を「本山」、「末寺」に分けて本末関係を築かせて寺院間で支配させるんだったね。

 

さて今回は「寺院法度」「諸社禰宜神主法度」について見ていくよ。今まで見てきた寺院向けの法だけじゃなくて神社向けの法も登場するよ。

 

寺院法度

寺院法度は、名前からも分かる通りお坊さん向けの法律。天台宗や真言宗など、大昔からある宗派の大寺院に対してそれぞれ出したもの。

で、最初は今言ったように各宗派「それぞれ」に対して寺院法度があったんだけど、後々全宗派共通の「諸宗寺院法度」が制定されたよ。

諸社禰宜神主法度

この諸社禰宜神主法度が、冒頭で言ってた「神社・神職を統制するための法律」だ!

 

内容は位階、神事、神領、修理などの規定なんだけど、この中で「吉田家」という宗家が正式な神道であると定められていたので、江戸時代ではこの吉田家の吉田神道が強い支配力を持っていたよ。

 

さて、ちょっと短かったけど今回はこれで終わり。幕府は江戸時代の宗教統制①②で見てきたような様々な施策で、民衆・お坊さん・神職を統制していったんだね。

 

 

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