いろいろな年代測定法!放射性炭素年代測定をわかりやすく。

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「これは何万年前の化石だ!」と言われて、「なんでそんな前のことが分かるんだ?」と思ったことは無いかな?

実際、旧石器時代や縄文時代の記録物なんかはないし、そもそもカレンダー的なものも無いから普通のやり方ではいつのものなのか知ることはできない。

 

しかし、現代の科学技術を用いると、かなりの精度で年代を測定することができるんだ。

今回は、様々な年代測定法の中から有名なものをピックアップして説明するよ。

 

放射性炭素年代測定法とは

難しい名前でイヤになっちゃうけど、これは非常に重要な年代測定法だ。

 

この測定法では、ふつうの炭素とは少し異なった炭素・C14というものを利用する。

半減期とは

ちょっと化学の内容が入ってきちゃうんだけど、「半減期」って言葉を聞いたことがあるかな?

福島第一原発の事故の時、「セシウム137の半減期は~」とか「ヨウ素の半減期は~」とかニュースでよく言われていたと思う。

 

放射線を放つ物体はそもそも物質自体が不安定で、時間の経過とともに放射線ビームをまき散らしながら壊れていく。

で、放射性物質の“もともとあった量から半分になるまでの時間”を「半減期」というわけだ。

 

この「半減期」を利用したのが放射性炭素年代測定だ。

 

C14は放射性炭素!つまり半減期がある

C14ってのは自然界にごくわずかに、常に存在している放射性炭素のこと。

太陽の光などを浴びた炭素のうちほんの少しが、C14 に変化しているんだ。

 

 

で、生物は呼吸・食事などいろいろなルートで炭素を摂取しているからC14 もごくわずかに体に取り込まれる。

 

その生き物が死ぬと、呼吸も食事も行わないから体内のC14は閉じ込められた状態になり、次第に放射線をまき散らしながら崩壊を始める。

 

このC14の半減期は5730年ということが分かっているから、「生きていたころの生物の中にあったC14が、どれだけ減っているか」を調べれば年代がわかるという仕組みだ。

 

例えばC14が2回半減期を起こしているなら、もともとの量から1/4になってるから5730×2、1万460年前のものと分かるわけだ。

 

もともとの量はどうやって求めるの?

ここまで見てきて、多くの人が「生物が生きていたころの、“もともとのC14の量”はどうやって求めてるんだよ!」と疑問に思っただろう。

 

じつは、大気中のC14 の数は、ほとんど今も昔も変わらないんだ。

つまり現代のC14 濃度を測れば、それを昔のC14 濃度とみなせるわけだ。

 

もちろん、全く同じというわけにはいかずごくわずかなズレがあるのは確か。

だけど最新の研究ではそのズレを補正する手段も開発されてきて、非常に精度が高くなっているよ。

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