菱垣廻船・樽廻船、北前船を一挙に解説!熾烈な競合勃発!【後編】

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前編では、菱垣廻船と樽廻船の違いについて見てきたね。

 

さあ、後編ではいよいよ菱垣廻船と樽廻船、その競合について見ていくよ。

北前船との違いについても見ていこう。

 

菱垣廻船と樽廻船の競合

 

前編で話したように、菱垣廻船と樽廻船を比較すると、純粋な積載量では菱垣廻船に軍配が上がる。

 

これだけ考えるとこの二つが競合したら菱垣廻船の勝ちなんじゃないの?と思うかもしれない。

 

でもここからが面白いところ。

樽廻船はもともとお酒を運ぶための船。なんでこれが必要だったかというと、「お酒が腐敗しやすいものだった」から。

 

菱垣廻船は積み荷が多い分、出航するまでかなり時間がかかってたんだ。

 

これを改善しようと立ち上げたのが樽廻船問屋だったのね。

 

樽廻船は小さい分すぐに積み荷を終えて出航できるから便利だった。

 

加えて、お酒を載せたあとの空きスペースで「おまけ」として他の積み荷を安く載せていってあげるサービスを始めたら利用者が激増。

 

かくして菱垣廻船と樽廻船の競合が始まった。

 

 

競合していく中で、「樽廻船でのみ運ぶもの、菱垣廻船のみで運ぶものを分けて、お互い共存しようぜ!」という協定が結ばれたんだけど、結局これは守られず。

 

最終的には樽廻船の「早さ」がポイントになって、菱垣廻船は徐々に衰退していった。

 

ところで北前船は何なの?

 

北前船は、東北の産物を「西廻り航路」を使って日本海側の各地に寄港して、大坂に届けていた船。

樽廻船や菱垣廻船とは特に関連してはいないんだ。紛らわしいことに。

 

船自体も樽廻船や菱垣廻船とは違って日本海仕様にチューンナップされている(全体的に船が強化されている)。

 

 

まとめ

どうだったかな。意外と面白かったでしょ?

 

菱垣廻船は結局衰退していっちゃったけど、菱垣廻船や樽廻船があったことで江戸の海運は発展できたことも事実だね。

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