金が流出!金銀比価問題とはなんぞや。

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日米修好通商条約にて、港が開港されたね。

覚え方は、「よこはなに?」(=横浜・神戸・函館・長崎・新潟)だったわけだ。この開港によって、誰も予想しなかった問題が起きるよ。

それは、日本の大事な大事な金が海外にめちゃくちゃ流出しちゃうの。佐渡金山って聞いたことあると思うけど、日本って割と金が取れたんだよね。

この金銀比価問題について今日は考えてみるよ。

 

金銀比価問題とはなんぞや

日本の金銀交換比率   金1 : 銀5
外国の金銀交換比率   金1 : 銀15

 

だったけわ。つまり、外国の方が金に価値ががあったわけね。

だって、日本だったら銀を5枚で金1枚に交換できるのに対して、外国あと銀が15枚もないと金に交換できないわけだから。金の価値が高いわけだよね。

すると、外国人にとってはどうよ?

日本に銀持っていって、金に取り換えてさ。自分の国に持って帰ればいいじゃん?

まさに彼らにとってはゴールドラッシュなわけだ。この出来事で日本は大量の金を失ったわけ。

日米修好通商条約を成功させたハリスなんかは、長らく日本に住んでいてこのことを知っていたから、ここぞとばかりに銀と金交換したらしいよ。大学建てたくらいだから、どれだけ儲かったんだよ、おい。

 

 

万延小判に改鋳する

このままじゃやばい!ってことで江戸幕府も馬鹿じゃないよ。

金銀の交換レートをいきなり変えることはできないから、ウルトラCテクニックを思いつく。

「そうだ、金の質を落とそう!」

ってね。今までは天保小判という質の高い小判を作っていたんだけど、万延小判といって1860年以降は品質を落とした金に改鋳(かいちゅう)したわけ。これでひとます金の外国への流出は収まったわけね。

経済のブログじゃないから、細かい話は抜きにするけどさ。

貨幣の質が悪くなるってことは、価値が下がるってわけだからハイパーインフレが起きちゃったんだよね。そりゃ今まで天保小判1枚払えば買えたものを、万延小判1枚で買えないでしょ。質が悪いんだから。

もう1枚持ってこいって話になるでしょ?

 

ひとます、品質を落としたことで海外に出回る金の量は減らせたわけだけども、物価が高騰しちゃったらさ。

攘夷運動激化するよね、そりゃ。開港したからいけないんじゃん。みたいな話になるわけだ。

 

政治と経済は表裏一体とは良いけど、こういった側面も尊王攘夷運動を激化させる原因になったよ。

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